在宅型血液検査

■ 目薬1滴程度(50 µl)の血液量で検査が可能
■ 自己採血キットを用いて自身で採血
■ 痛みが少なく幼児でも我慢できる程度
■ 結果をメールで受取可能

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個人の方からの個別検査は原則としてお受けしておりませんが、一定数以上の検体をまとめてご依頼いただく場合は、検体数や検査内容に応じて対応できることがあります。ご希望の検査項目、予定検体数、実施時期を記載のうえ、お問い合わせください。

血液検査は、自覚症状だけでは分かりにくい体内の状態を、数値で確認する方法の一つです。血液中の成分を分析することで、糖や脂質の代謝、肝臓や腎臓の働きなど、健康状態を把握するうえで参考となる情報が得られます。

定期的に検査を受けることで、数値の変化を継続的に確認でき、食事や運動などの生活習慣を見直したり、必要に応じて医療機関へ相談したりするきっかけになります。自分の身体の状態を知ることは、日々の健康管理を意識し、改善行動を続けるための動機づけにもつながります。

当社が提供する生化学検査では、生活習慣病に関連する指標や、肝臓・腎臓をはじめとする身体機能に関する項目を測定することができます。自己採血に対応しているため、ご自宅で少量の血液を採取し、日常生活の中で定期的に身体の状態を確認できることが特長です。


 総タンパク質(TP)血液中に含まれるタンパク質の総量を示す指標。栄養状態、肝臓でのタンパク合成、腎臓からのタンパク漏出、脱水や慢性炎症などの影響を受ける。
 アルブミン(Alb)血液中に多く含まれる主要なタンパク質。栄養状態、肝臓でのタンパク合成能、腎臓や消化管からのタンパク喪失などを反映する。
 AST肝臓、心筋、骨格筋などに多く含まれる酵素。肝障害のほか、筋肉や心臓の障害でも上昇することがあり、ALTなど他の項目と組み合わせて評価される。
 ALT主に肝臓に多く含まれる酵素。肝細胞への負担や障害を反映しやすく、脂肪肝、肝炎、肝機能低下の評価に用いられる。
 γ-GTP肝臓や胆道系の状態を反映する酵素。アルコール摂取、脂肪肝、胆道系の異常などで上昇しやすく、肝胆道系の評価に用いられる。
 尿酸(UA)プリン体代謝の最終産物。高値では痛風や腎機能への負担、生活習慣病リスクとの関連があり、低値の場合も肝臓や腎臓の状態、体質的要因などを考慮して評価される。
 中性脂肪(TG)食事内容、飲酒、糖代謝、肥満などの影響を受けやすく、高値では脂質異常症や生活習慣病リスクの評価に用いられる。
 総コレステロール(TC)血液中のコレステロール全体を示す指標。脂質代謝の状態を把握するために、LDL/HDLコレステロール、中性脂肪とあわせて総合的に評価される。
 LDLコレステロールいわゆる悪玉コレステロール。高値では動脈硬化や心血管疾患リスクとの関連があり、脂質代謝や生活習慣の評価に用いられる。
 HDLコレステロールいわゆる善玉コレステロール。血管内の余分なコレステロールを回収する働きに関わり、低値では動脈硬化リスクやメタボリックシンドロームとの関連がある。
 アポリポタンパクB(ApoB)LDL粒子の主要蛋白。動脈硬化リスクの直接的指標。
 クレアチニン(CRE)筋肉由来の老廃物で、腎臓から排泄される。腎機能の評価に用いられ、高値では腎機能低下を示唆する。筋肉量の影響も受ける。
 尿素窒素(UN)タンパク質代謝によって生じる老廃物。腎機能、脱水、タンパク摂取量、消化管出血、肝機能などの影響を受ける。
 鉄(Fe)鉄はヘモグロビンの材料となり、酸素運搬に重要な役割を持つ。フェリチンやUIBCなどと組み合わせて鉄代謝の状態を評価する。
 不飽和鉄結合能(UIBC)血液中で鉄と結合できる余力を示す指標。体内の鉄が不足している場合には、鉄を運ぶタンパク質に空きが増えるため上昇しやすい。
 フェリチン(FER)体内に貯蔵されている鉄の量を反映する指標。低値では鉄欠乏を示唆し、高値では炎症、肝障害、鉄過剰などの影響を反映。
 C反応性タンパク(CRP)代表的な炎症の指標。細菌感染や組織障害で上がり、経時変化で病勢を追える。
 アルカリホスファターゼ(ALP)骨形成、胆道うっ滞の亢進で上がる酵素。成長期における骨形成評価などにも利用。
 プレアルブミン(pAlb)短期的な栄養状態・蛋白合成能を鋭敏に反映。低値は栄養不良や肝障害を示唆。
 クレアチンキナーゼ(CK)筋障害・心筋障害のマーカー。運動負荷や心筋梗塞で上昇。
 ミオグロビン(Mb)筋障害の早期マーカー。横紋筋融解や心筋梗塞で上昇。
 マグネシウム(Mg)神経・筋機能や酵素反応に必須。低値で不整脈・けいれんリスク。
 亜鉛(Zn)酵素活性、免疫、創傷治癒に必須。欠乏で味覚障害や免疫低下。
 総ビリルビン(T-Bil)肝機能・胆道系の評価。高値は溶血、肝障害、胆道閉塞などを反映。
 直接ビリルビン(D-Bil)抱合型ビリルビン。胆汁うっ滞や肝細胞性黄疸の鑑別に有用。
 リポタンパク(a)(Lp(a))遺伝的に規定される。動脈硬化・血栓リスクを増大。
 総ケトン体(TKB)脂肪酸代謝産物。糖尿病ケトアシドーシスや飢餓で上昇。
 乳酸(LAC)嫌気性代謝産物。ショック、低酸素、強運動で上昇。
 糖化アルブミン(GA)過去2〜3週間の血糖コントロールを反映。短期評価に有用。
 1,5-アンヒドログルシトール(1,5-AG)食後高血糖や血糖スパイクの鋭敏な指標。糖代謝異常の早期検出に有用。
 ヘモグロビンA1c(HbA1c)過去1〜2か月程度の平均的な血糖状態を反映する指標。糖尿病や耐糖能異常の評価に用いられる。
採血手順や採血後の血液の取扱が不適切であった場合には、正しい結果が得られないことがあります。特に高温環境下に晒すことや、採血時の過度な圧迫による溶血は結果に大きな影響を与えます。

本検査項目に基づく評価は、あくまで一般的な例示であり、体の状態や疾患の可能性を示唆するものに過ぎません。個々の健康状態や既往歴、その他の診断検査結果を踏まえた医療専門家による判断を得てください。最終的な診断や治療の決定は、必ず医療機関での詳細な検査と専門医の診断に基づくものとし、自己判断による医療行為を行わないようご注意ください。

当サービスでは自己採血キットを使用し、指先からわずかな血液を採取するだけで、医療機関で行う静脈採血と同等の検査が可能です。採取された血液は当社の衛生検査所に送付され、医療グレードの機器を用いて分析が行われます。

自己採血であっても、検査結果の精度は高く、信頼性のあるデータが得られることから、在宅で気軽に自身の健康状態を確認できる手段として注目されています。病気の予防や生活習慣の見直しのきっかけとして、幅広い年代の方にご利用いただける検査です。


フェリチンは体内の鉄を主に肝臓や骨髄に貯蔵するタンパク質であり、血中フェリチン値は全身の貯蔵鉄の状態を反映する非常に重要な指標です。一般的な貧血の指標であるヘモグロビンや血清鉄は、すでに鉄欠乏が進行した段階で変化しますが、フェリチンはそれよりも早期に低下するため、鉄不足の兆候をいち早く捉えることが可能です。
特に女性では月経による鉄の喪失が多く、またダイエットや偏食などによって鉄摂取量が不足することもあるため、表面的には健康に見えても体内では鉄の蓄えが枯渇しつつある、いわゆる「隠れ貧血」の状態に陥っていることが少なくありません。このような潜在性鉄欠乏を放置すると、やがて動悸や倦怠感、集中力の低下などの症状が現れ、生活の質を著しく損なう恐れがあります。
一方で、フェリチン値が基準値を超えて高値を示す場合には、体内に鉄が過剰に蓄積されているだけでなく、肝機能障害や慢性炎症、悪性疾患などが背景にあることも考慮する必要があります。したがって、フェリチンは単なる貧血の早期発見だけでなく、全身の健康状態を俯瞰的に把握するうえでも極めて有用な指標であると言えます。
在宅型血液検査サービスでは、フェリチンを含む複数の項目を一度に測定することが可能であり、ご自宅で簡便に検査結果を得ることができます。日常的な健康管理において、自覚症状のない不調を見逃さず、疾患の予防や早期対応につなげるために、フェリチンの定期的な測定をぜひご活用ください。

1. アスリートにおけるパフォーマンス管理

持久力系アスリート(ランナー、トライアスロン、サイクリストなど)は鉄欠乏を起こしやすい傾向があります。理由として、発汗・消化管出血・足裏の衝撃による溶血などによる鉄の喪失、女性では月経による鉄損失もあります。
ヘモグロビン値が正常でも、フェリチン値が低下していると、酸素運搬能力が低下し、持久力や回復力に悪影響が出る可能性があります。

2. サプリメント使用者のモニタリング

鉄サプリメントを自己判断で摂取している人も多いですが、過剰摂取は酸化ストレスや肝機能への負担となる可能性があります。フェリチン測定によって、現在の鉄摂取が適正か、鉄が過剰になっていないかを評価できます。

3. 慢性疲労・冷え・集中力低下の評価

ヘモグロビンなど他の血液検査が正常でも、「疲れやすい」「冷える」「集中できない」「抜け毛が増えた」などの症状がある人は、隠れた鉄欠乏が隠れていることがあります。該当しやすいのは、月経がある女性、ビーガン・ベジタリアン、過度なダイエットをしている人です。

4. 美容やアンチエイジングの分野での活用

フェリチンは鉄の貯蔵を通じてコラーゲンの合成や肌のターンオーバー、毛髪の成長などにも関与しているため、美肌・美髪の維持にも関係します。十分な貯蔵鉄があることは、見た目の健康を保つうえでも重要です。

5. 栄養状態の「見える化」

フェリチン値は、食事・サプリメント・運動などの成果を定点的に把握する「見える化ツール」として有用です。自分の体の栄養状態を客観的に把握し、過不足なく調整するための指標になります。


自己採血キット(管理医療機器承認番号:22900BZX00300000)
管理医療機器販売業届出済

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